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戯言3

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楽器に名前? 03/04/19 author: 菊地浩平

今回はですね,あんまり音楽とは関係ないかもしれません.

皆さんの周りではどうかわかりませんが,自分の楽器に名前つけてる人っていませんか?私はどうもあれが苦手です.私にとって楽器は,音楽を作っていくための信頼できる相棒です.調子のいいときには自分の望む音を,調子の悪いときにはそれを知らせてくれる音を.そういう信頼できる相棒です.ただですね,それ以上でも以下でもないんですよ.

名前をつけたくなる気持ちがわからないわけではないです.初めて楽器を買ったり,自分に合った楽器を見つけられたり.そういうときのうれしさは格別のものがあります.長年使っていれば愛着もわくでしょう.

でも,楽器を擬人化したところで,結局は自分の鏡でしかないわけです.仲良くなれるわけじゃないし. 仲良くなりたかったら弾きこむしかないんです.ほんとにそれしかない.

なんで突然こんな話をしたかというと,昔「菊地さんの楽器の名前,なんていうんですか~?」ときかれて 気持ち悪かったからです.それだけ.

みんながみんなつけたがるわけじゃないんです.

楽器について その2 03/04/06 author: 菊地浩平

前回に引き続いて楽器の,どうやったら信頼できる相棒を探せるかについてです.

  • その1 自分の好みの楽器は?
  • その2 たくさん練習しよう
  • その3 何はともあれ試奏しよう
  • その4 買うところはしっかり選ぼう

こんな感じでしょうか.
その1はまあ,大雑把でいいと思います.楽器屋さんで試奏してるときでもいいし.よく音が飛ぶとか,柔らかい音が出るとか,自分の体に合うサイズとか.

その2は,あまり関係ないようですが,自分の力量に合わない楽器を買うとぜんぜん鳴らないんです.せっかく楽器を買うのに力を引き出せないんじゃもったいないです.買ってからたくさん練習する,というのもアリですが,できればそれまでにせめて音階くらいはちゃんと弾けるようにしておきたいです.

その3は,そのまま.ほとんどの楽器屋さんはその場で試奏させてくれるはずです.納得がいくまで弾かせてもらいましょう.

その4は,紹介してもらう,というのがほとんどですが,メリットとデメリットがあると思いますのでそれぞれの判断で決めましょう.具体的には,紹介してもらうと「自由度」が低くなる可能性があるということ. 自分の好きな楽器はないけど紹介してもらったからここで買わないと悪いかなぁ,ということにならないとも限りません.その場の雰囲気って怖いですよ.逆に,こんなのがいいんじゃないか,ここの楽器屋さんは信頼できる,などの普通はわかりにくい情報が得られるというメリットもあります. 楽器店が信頼できるかどうか,というのはその後のメンテナンスの問題などを大きく左右するものです.以前,所属していたサークルの楽器を修理に出したのですが,その工房への搬送途中にネックを折られたことがあります. そこは下請けの工房に修理を任せているところでした.まぁ,出したところは楽器店ではなく「楽器販売・修理の代理店」だったということです.事故の説明のときもへらへら笑いながら,ちょっと申し訳なさそうな顔をして対応されました.代理店としても失格ですね. 工房が一緒にあるところなら搬送事故が起きる確立は激減しますし,この場合,楽器店の店主さんが専門校などでしっかり技術を習得している方,つまり楽器を扱うプロであることがほとんどです.あるいは,専門の職人さんがいるか.この差は大きいと思います.

長くなってしまったのでまとめると,自分の目と耳で確かめて選ぶ,ということ.十人十色と同じように楽器もそれぞれまったく違った個性を持っています.自分と合う個性もあれば,合わないものもあります.ぴったり合うものを探すのは骨が折れるかもしれませんが,きっと信頼できる最高の相棒になってくれるはずです.